古くから伝わる京都 山城産の朝掘りたけのこ
なぜ?朝掘りするの?・たけのこの成分  たけのこのゆで方

寒さが和らいで少しづつ春めいて来るころ
筍掘りが始まります。初旬は土の中から頭を出そうとしている筍を膨らみや地割れを頼りに探しながら筍を掘っていくのです。
これは経験が必要かもしれませんね…。経験の少ない方に『どこに筍があるんですか?』と言われることも多々あります。


中旬になってくると、はっきり頭を出してくる
筍も増えてきますから、筍も見つけやすくなっていきます。
ただ、筍の大きさも大きくなっていきますから掘るだけでなく、
運び出すのもつらいですね…。


毎朝掘り続けた筍も晩春を迎えるころには、
筒状に姿を変えていき大きくなっていきます。
この頃から田植えの準備も始まっていくのです。


おいしい筍を取るために、年間通して竹やぶの手入れを行います。
親竹は、7~8年まで生育したものだけにし、
それ以上年月の経っている竹は間引きします(傘をさして歩けるくらいの間隔)
その間引く竹の位置を考えながら新しい親竹を残していくのです。
肥料は少しばかり入れますが、無農薬です。
秋から冬場にかけては土入れをし、
毎年土が痩せないよう根が浮いてこないよう配慮をしております。